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「働くということ」
日本経済新聞社(編)

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・いま、「働くこと」をめぐって職場や家庭、教育の現場で何が起き、個人の心の中ではどんな葛藤や屈託があるのでしょうか。なぜ若者が熱くなって働くことに向かわず、中高年も自信を持って自らの経験を後輩や子供たちに伝えることができなくなっているのでしょうか。(本書より)


<読みやすさ>
目次を読んで面白そうな内容から読むことができ、とても読みやすいと思います。
自分が共感できる内容から読んでみましょう。


<読破時間>
・1日30分、4日ほどで読み終えることができます。3時間あれば楽に読み終えます。


<値段と内容の比較>
・1575円。日本経済新聞に連載してあったということもあり、各編が短編であるので少し読み応えに欠ける感じではあります。内容の割には若干高いと思います。


<読者の対象年齢>
・20代から60代までの世代の方々の内容が書いてあるので、このぐらいのレンジなのですが、20代の方にとって働くということは何なのかが理解しやすいので20代の方々にとってはオススメです。


<キーワード>
「働くことは生きること」「二つの価値に揺れる」「世代のズレ」「不安」「会社との距離」「喜び」「常識を疑い壁に挑む」「答えは悩みの中にある」


<オススメ度>
(5点満点中/3点)




・リストラ、失業、フリーター、ニート・・・
働くこと、仕事の問題は尽きることがありません。
長い不況が続き、働きたくてもはたらけない。働いていても何のために働いているのかがわからない。という方は多いと思います。


本書は「私たちは何のために働くのか?」というメッセージを具体例を用いて力強いメッセージで私たちに伝えようとしています。


私自身がイチバン印象に残った内容は、本書73Pの「43歳のフリーター」でした。
43歳で親と同居、定職に付いた経験がない。アルバイト経験は20年。


なぜ今まで就職しなかったのか?と多くの方は尋ねたくなると思うでしょう。これだけを見るとこの方は親に甘えているという感じがしてなりません。ただこの方の心情を察すると少し考えるものがあります。就職したくても踏み出せない何か特別な事情があったと思いたいものです。


フリーター人口は約400万人。ニートは80万人・・・と言われています。
税の減収により、将来の不安(受け取り年金額の減額、保険料の高騰など)は働いていく上で私たちの中に不安感が広がります。
仕事とは生きていくために必要なこと、働くことで自分自身が磨かれ、成長につながるということ。
これらの大事なことを見直すためにも本書を一読してみる価値はあると思います。



  
働くということ 働くということ

著者:日本経済新聞社
出版社:日本経済新聞社
本体価格:1,500円
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