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「ニート フリーターでもなく失業者でもなく」
玄田有史(著) 曲沼美恵(著)

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・今や日本に80万人とも言われるニート(Not in education,employment,or training.)。なぜ彼らは働かないのか?アルバイトをして働いているわけでもない。まして学生や失業者でもない。そんな彼らの生き方についてせまる一冊です。


<読みやすさ>
・ページ数は271Pと厚いですが、文字が大きいため早く読み終えることができます。自分が読みたい内容からかいつまんで読める所が本書のいいところです。


<読破時間>
・私は1時間半で読み終えることができました。2時間あれば十分に完読することができます。


<値段と内容の比較>
・1575円。内容の割りには高いと思います。理由はニートの現状をもう少し詳しくとりあげて、より詳細に書いてほしかったと思ったので。


<読者の対象年齢>
・10代の方。10代のうちにニートとは何なのかをはやめに理解しておいたほうがいいと思うからです。


<キーワード>
「ニート」「ヤングジョブスポット」「ひきこもり」「フリーター」「働くこと」


<オススメ度>
(5点満点中/3点)
・14歳が分岐点となる、という主題はいいのですが、もうすこし今のニートの内容について言及してほしかった。ニートが社会問題化しているのはわかるのですが、現状は書いてある内容よりもより深刻なものであると思うからです。


誰しもが「ニート」になる可能性がある・・・
本書はそのように言及しています。ニートになる可能性があるのは、中学卒と高校中退の人たち。10代中盤にインターンシップ等で仕事とはどういうものかを考えたり感じたりできなかった人たちが特にニートになりやすいということ。


ただ、本書ではこの事柄をページを裂いてとりあげていますが、データからの検証だけでこのことがすべてだ(ニートになるイチバンの原因)というのは時期尚早であると感じてしまいます。


しかしながら、本質を突いている記述もあります。
「ニートは病気に似ている」ということ。
社会から遠ざかる期間が長いために、なかなか社会に復帰できない、スタート地点に立てない人も多いということ。
そして、一度就職した人が仕事上での理想と現実のギャップを感じてしまい早期離職が後をたたないということ。もう一度再就職を試みようとするが、なかなか働く気にならず足踏みをしてしまう。



今やネオ・ニート(働かず株式取引で生活している人)という言葉も生まれています。ニート問題は時代が進むにつれより深刻なものになっていくと思います。


   
ニートフリーターでもなく失業者でもなく ニートフリーターでもなく失業者でもなく

著者:玄田有史 / 曲沼美恵
出版社:幻冬舎
本体価格:1,500円
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